今回の記事ではプラモデルをはじめたばかりでどう改造していいかお悩みの初心者の方やスキマ時間に模型活動を楽しみたいと思っている方を対象に実施した「簡単フィニッシュ」の作業をご紹介します。
「ちょっとだけ手を加えて、それっぽく仕上げたい!」
そんなときにぴったりな“簡単フィニッシュ”をHGジムで実践!
今回の作業工程はスジボリ&スミ入れにチャレンジしました。簡単フィニッシュで使用したツールもご紹介します
スジボリ
スジボリとは、パーツ表面にあるモールド(溝やライン)を彫り直したり、新たに追加したりすることで、情報量や精密感をアップさせる作業です。キットの素の状態でも充分ですが、少し手を加えるだけで印象がガラッと変わります。

簡単なスジボリを入れるだけでも、印象が変わっていくのがわかりますね!
スミ入れ
モフちゃろ
スミ入れとは、モールドや凹み部分に色を流し込むことで、立体感やディテールを強調する技法です。模型の表情が一気に引き締まります。

スミ入れに使う塗料はエナメルなのでパーツ割れを防ぐために半光沢トップコートを吹きかけました。
※注 あくまで予防的措置です。必ずパーツが破損を完全に防げるとは限りません。作業は自己責任でお願いいたします。
初心者向けのスミ入れ塗料はガンダムマーカーの”流し込みスミ入れペンと消しペン”をオススメします。ペンタイプなので取り扱いやすく、溶剤の準備が不要です。

デカール貼り付け
キットに情報量を加えるため、今回は水転写デカールを使用しました。
水で転写する方式のため少し手間はかかりますが、仕上がりは自然でリアル感がアップします。

トップコート仕上げ
最後につや消しトップコート仕上げをしました。
プラスチック感が和らぎ落ち着いた印象に。
ギャラリー


まとめ
「塗装までは難しいけど、ちょっと手を加えて楽しみたい」
そんな方にぴったりの簡単フィニッシュ。
時間がないときでも、少しの工夫で見た目が変わるのはやっぱり楽しいですね!
次回予告
次回は【HG 1/144ジムⅡ】の制作を予定しています!
引き続きご覧いただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!